事件・・・、未遂

終電乗ってるんですけど
なんか不審人物がいるらしいんです。


普段ならそんなオモシロそうな
イベント絶対見逃さないんですが、
生憎その時は
尿意が目一杯高まっており
そんなことを気にしている余裕は
一切ありませんでした。


時間は夜中の午前1時。

新宿から終電ギリギリで乗り込んで、
膀胱も限界ギリギリです。

そんな状況の中
「刃物を所持している不審人物がいる為」
しばし電車ストップ。


ワタクシは吉祥寺で降りたいのに
阿佐ヶ谷という微妙な駅で
「車内点検の為、しばらく停車します」
とのことです。

阿佐ヶ谷からあと三駅。

これが
トイレを我慢している人間にとっては、
もう有り得ない長さ。

膀胱破裂寸前です。


ホームの反対側に行って
してきちゃおうかとも
一瞬考えましたが、
そんなことをすれば
大多数の乗客の注目の的になったうえ
駅員に間違いなく『不審者』扱いされるのは
目に見えていたのでなんとか堪えました。


・・・もうちょっと酔っ払ってたら自信ありません・・・。


結局、
阿佐ヶ谷で長々と点検したのち
不審人物は一つ前の
高円寺で降りたとのことでした。

しかも
その不審人物がいたらしいのは
ワタクシが立っていた所の
すぐ脇のドア付近だったらしいんです。

もうトイレのことでアタマが一杯だったので
そんなこと気にかける余裕ありませんでした。

なんか抜き身でナイフとか持っていたらしいんですけど、
全く気付きませんでした。

駅員さんが来て周りの乗客が
「もう降りてったー」
と言うのを聞いて始めて知りました。


そのとき思ったのは
「もし刺されでもしたら・・・」
ということよりも
「今刺されたら確実に漏らす」
という心配でした。


トイレ辛抱している時ほど
怖いもの知らずの瞬間はないです。

トイレ行かしてくれるのなら
ちょっと刺されるくらいは多分大目にみます。

でも刺された痛みと
トイレの両方をガマンするのは
至難の技かもしれません。

刺された拍子に
間違いが起こってしまう確率が
かなり高そうです。

そんなことになれば
二重に事件発生です。


しかしながら何よりも
「車内点検は何分かかるのか?」
ということが最も重大事でした。

もし『銀河鉄道999』バリに
停車時間が分かっているなら
トイレに駆け込んだでしょうけど、
いつ発車するか分からない終電から降りて
トイレに行くなんてバクチ
打てるワケがありません。

それで終電に取り残されたら
阿佐ヶ谷なんていう
『中央線のスラム』
どうやって一晩過ごせばいいんでしょうか?

普通の考えればタクシーで帰るんでしょうが
折角終電に乗ったのに、
途中駅でトイレ行ってて電車乗りっぱぐれたから
結局タクシーで帰ってきました、
ってなんだかスゴイ負けた気がします。

そこはウソでもやせ我慢でもいいから
朝まで飲んでたってことにしないと
なんかソンした気分になるのです。

でも『東京のブロンクス』阿佐ヶ谷で
朝まで飲むなんて、
すっ裸でライオンの檻に入るようなもの・・・。

ここはガマンです。

もし不審者が
ホントにまだ電車に乗っていたら
多分あんな短い停車時間じゃ
済まなかったでしょうが、
幸い10分程度ですぐ発車してくれました。

ワタクシも、もうひと踏ん張りです。

電車の緩やかな揺れが
膀胱を激しく刺激しますが
どうにか吉祥寺に到着。

ダッシュでトイレに駆け込んで
事無きを得ました。

っていうか、
『事があったら』
多分ブログに書いていません。


で、高円寺で
その後なんらかの事件は
起きてはいないんでしょうか?

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