真夏の決闘

先週末、
自分の部屋でテレビを見ていると
ワタクシの横を悠々と

バカデカイい ゴキブリ

歩いているではありませんか!


ぎゃああぁぁぁ!!!


戦慄の瞬間です。


あまりのデカさ、
あまりの堂々としたその歩調に
ワタクシ、
不覚ながらそのまま
しばしかたまってしまいました。

ただただ、その行く末を
目で追うばかり。

あのカサカサカサ、・・・ピタという
独特の動きではなく、
まるで我が家にでもいるような
そんな悠々とした足取りです。


束の間金縛りから解け
我に返ると、
今度は
この危険極まる生物と
バトルをしなくてはなりません。

しかしながら
その時ワタクシの回りには
小説やら雑誌やらDVDやらが
多数散乱しており、
とても雑誌で引っ叩けるような
広い空間はありません。

中途半端な攻撃では
“ヤツ”のことです、
サラリと身をかわして
あのカサカサ走りで
物陰に隠れてしまうに決まっています。

しかも
そのまま黙って見ていても
“ヤツ”は明らかにテレビ台の下に
向かっています。

“ヤツ”の逃亡を阻止し
且つ確実に仕留めなければなりません。

それには
格闘戦に耐え得る
広い空間の確保と、
一撃で仕留められる質量とスピードを持つ
武器の準備が必須です。


まず武器には
近くに積んであった
週刊誌のマンガ雑誌を選びました。

硬さ・重さ・取り回しの良さで
これに決定です。

本当なら定番の
スリッパがいいのでしょうが、
生憎ワタクシスリッパ履きませんので
近くにありませんでした。


次の戦闘空間の確保です。

“ヤツ”を刺激しないように
慎重に物をどけ
バトルフィールドを整えます。


あとは“ヤツ”を上手く誘導し
必殺の一撃を叩き込めば
ワタクシの勝利です。


しかしワタクシ、
ここまできて躊躇してしまいます。

なぜなら
「こんなデカいゴッキーを叩き潰したら
畳にイヤな染みが付いちゃうんじゃ・・・」

と考えてしまったのです。


勝機を逃しました。


“ヤツ”はバトルフィールドを抜け
難なくテレビ台の下に
潜り込んでしまったのです。


なんてこったあぁぁー!


もうダメです。

あんなデカいゴッキーが
部屋の中にいると思うと
とてもじゃないが安心出来ません。

それに他にもいるかもしれませんし。


そう思い立ち
急遽その場から
部屋の模様替えを決行です。

箪笥やらテレビやら
壁にかかっているものも
全て動かし、
掃除機をかけ
ホコリを払い
雑巾をかけました。

かなり時間がかかりました。


結局その後
窓も開けていましたし、
途中から掃除に夢中でしたが
あのジャイアント・ゴッキーは
現れませんでした。

釈然としないやら
ホッとしたのやら・・・。



“ヤツ”はまだどこかに
潜伏しているのだろうか・・・。

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